2012年2月25日土曜日

Dreketi Stay (18-24, Feb, 2012)

2月18日(土)~24日(金)まで、Labasaからバスで2時間30分くらいの場所Dreketiに行ってきました。
 この場所は、電気が無いのでランタンや懐中電灯が必需品。実は、わたしの住んでいる島の半分以上の場所には、電気が通っていないのです・・・

ただ、ここの人たちは、18時半~22時半まではジェネレーターを使って発電していました。

ジェネレーターがオフになると・・・本当に真っ暗。

でも、その分、星がとってもきれいで、見えすぎるほどでした。生まれて初めて本物の天の川を見たような気がします。



日曜日には、泊めてもらっていた家の近所の子たちと教会に行ってきました。


今回の訪問先はフィジー系の学校。
class1一生懸命、歯磨きしています★

この学校の先生たちはみんな、学校から歩いて1分もかからないような教員宿舎に住んでいます。子どもたちは、先生に歯磨きのチェックをしてもらうために、先生の家に大集合!


運がいいのか悪いのか・・・今週は、子どもたちが住んでいる村を訪れて、学校の経営方針を説明するビレッジ訪問の週でした。村の人たちからさまざまなサポートを得るために、先生たち全員で村を訪問します。


学校出発は・・・17:30・・・って言ってたけど・・・大抵・・・18:30・・・
村について・・・紅茶飲んで・・・パンを食べて・・・

説明が始まるのは・・・20:00・・・と同時に、グロック(カバ)・・・あの・・・茶色い飲み物の会がスタート・・・
話している言語は、フィジー語なので、わたしにはサッパリ??

暗い中、延々と続く説明・・・

21:30・・・終わった!?

と思いきや、お母さんたちが家に戻った後に、雑談が始まり・・・結局帰りは23:00・・・24:00・・・


こんな会が毎日のようにあり、電気がついている時間に家にいたのは、火曜日だけでした(涙)。



それでも、先生たちは元気です。
放課後にみんなでバレーボール大会に参加したり・・・わたしは見学に行ったけど、まぶたが閉じそうで・・・先に帰って、ちょっと休憩しました。もちろんこの後はビレッジ訪問・・・。


子どもたちは、すごく意欲的で、自分たちで材料をきちんと集めてきました。今までに無いほど熱心に取り組む子どもたちに感動。わたしがこんなにも自分から物を与えなかったのは初めてです。

これはclass7の男の子の作品。色づかいがキレイでビックリしました。

先生がみんなの作品をまとめて貼ってくれました。


何より驚いたのは、先生たちの意欲的な姿勢。
隣の学校の校長先生からオファーがきて、わたしの空いている時間を使って先生たちと研修の時間を設けることができました。
朝の30分間。全員資料を揃えて、熱心に話を聞いてくれました。水曜日は図工について、木曜日は音楽について話しました。もっと英語がしゃべれれば・・・と、自分のつたない説明に情けなくなります・・・。

金曜日の朝、30分だけ図工のお手伝いに行きました。すると、全クラスの先生がわたしの授業を参観に!!そして、自分たちも参加して楽しんでいました。感動・・・!!



初めての先生たちとのセッション(研修会)は、反省ばかりです。
日本語でも教育について話すなんて大変なことなのに・・・英語で・・・しかも急に決まった会議。ものすごいプレッシャーでした。

本音を言えば・・・前日にきちんと準備をしたかった・・・けれど・・・ビレッジ訪問・・・。

今までは授業をするだけでクタクタだったけれど、今回はそれプラス先生たちへのプレゼンテーション。Dreketiから帰ってきてヘトヘトで・・・昨日は20時には寝ていました(笑)。



でも、こんなに一生懸命に学ぼうとしてくれる先生たちがいるなら、また来よう!!と思います。ダニに食われてかゆい思いをしながらのホームステイ。ダニにも蚊にもいっぱい食われたけれど、それ以上に大きな収穫がありました!


来週は、また違う村に巡回に行ってきますー★

2 件のコメント:

ゆっこ さんのコメント...

すごい!
村によってそんなに違うなんて。
教師の学ぶ姿勢が子供にも伝わってるんだなと感じる作品(*^^*)

日本も状況は違えど地域や保護者の協力を得るのに苦労してる時だよね。それをクリアーするヒントがフィジーにあるのかもね☆

mari さんのコメント...

>ゆっこさん
村の先生たちは、学ぶ機会に恵まれていないから、わたしがいる時間をとても大切に扱ってくれたような気がする。わたしがいる間に情報を得よう!!って。

この子たち、今までの経験が少ないから、4年生になってもハサミ使えない子とかもけっこういたんだよね・・・。今後に期待★★