やっていられないので、とりあえずビール。
荷物が無いって・・・
スキューバダイビングしたい!!・・・だけど、水着が無い・・・
ハイキング(タンギモウジア湖)に行きたい!!・・・だけど、スニーカーが無い・・・
じゃぁ、何ができるの??
ただでさえ、4泊するはずの旅行が3泊になってしまったのに・・・
明日、荷物が届いてから計画を立て直そう・・・
悲劇6
翌日(12月21日)
午前中、この服装のまま行けるところに行ってみよう!!と前向きに出かけ、ちょっと観光。そして昼過ぎにホテルに戻り、荷物を確認しに空港へ。
まぁ、なんとなく予想はしていましたけど・・・
「午前の便では荷物は届かなかった。午後3時の飛行機で届くはずだ。」
はい。そうですか・・・。
もう、怒りも通り越して、変に冷静な自分。
じゃぁ、できることするしかない。
午後に荷物が届いたとして、その後にアクティビティは無理。
残りは、あと2泊。でも最終日は午前中の飛行機だから、実質1日。
ハイキングをするとなるとそれで1日かかっちゃう。
ダイビングをするならハイキングは諦めるしかない・・・。
今日できること・・・この服装でできること・・・
午後4時。観光を終えて、空港へ。
荷物が・・・
あった!!
軽く、涙が出そうなくらい安心した・・・。
こんな当たり前のことなのに・・・
よかったぁ。
これで、着替えられる!!
海にも潜れる!!
悲劇7
翌日(12月22日)
午前:スキューバダイビング・午後:タンギモウジアを車で見に行く(時間短縮のため)
というなんともハードなスケジュール。
きれいな海を堪能し、幻の花を味わい、クタクタになってホテルに戻ると・・・
受付の人が、「航空会社から電話がきた。折り返し電話をして!」
???
???
???
また???
今度は何???
わたしたちのフライト予定は朝9:00
「明日の朝、オーストラリア人がどうしてもナンディに行かなければならない。朝の便でナンディに戻らないと、オーストラリアへの乗り継ぎができない。申し訳ないが、あなたたちのうち、6人中3人は午後の便でナンディに向かってもらうことになる。」
はぁ・・・??
それってオーバーブッキングでしょ??
そっちのミスでしょ??
しかも、だれが朝の便でだれが午後の便って勝手に決められてるし。
午後の便で帰ったら、みんな家に着くの夜だよ・・・。
イライライラ・・・
こんな勝手なやり方、素直に「はい」とは言えない・・・。
「オーバーブッキングなんでしょ?あなたたちのミスでしょ?」→「そうだ。申し訳ない。」
「わたしたちはバラバラには帰らないよ。だって予約してあるもん。」→「でも、こちらの航空券のデータはすでに変わっている。」
は??意味分からないんだけど・・・なんで勝手に変えてあるの??
「わたしたちは同じ時間に予約してあるはず。どうして勝手に変えるの?」→「自分は変えていない。でも、データはすでに変えられている。だから6人いっしょには乗れない。」
なんど聞いてもこの一点張り。ラチがあかない・・・。
「じゃぁ、午後の便で3人帰るとして、帰りのタクシー代は出してくれるよね?もともとは早く帰る予定だったんだから。夜に空港からバスで帰るのは嫌だからね。」→「分かった。それは出す。」
「午後に帰る3人のチェックアウトはどうするの?チェックアウトを遅らせる分の手数料、払ってくれるよね?」→「それは払えない。」
友達が、いろいろいろいろ交渉してくれたけど、確保できたのは、帰りのタクシーの件。納得いかないことだらけだけど、悔しいけど、向こうの言うことに従うしかない。
日本だったら・・・航空会社は、ものすごいバッシングを受けるに違いない。お客さんに対して、どれだけ頭を下げても許してもらえないだろう。でも、ここはフィジー。
タクシー代、約束したけれど、どうやってお金を払ってくれるのか・・・ナンディ空港とナウソリ空港、絶対、うまく連絡が取れているはずがない・・・。とりあえず、ナンディに着いてから確認だ。
この一連の流れをホテルの受付の人に伝えると・・・
朝、全員で空港に行ってみた方がいい。
飛行機の時間に遅れてくる人もいるから、席が空いていたら、乗れるかもしれない!!
ホントかよ!?
航空券のデータが勝手に変えられているのに??
わざわざ「乗れません!」って連絡来てるのに??
そりゃ、ウソでしょ!!
翌朝(12月23日)
空港で3人チェックイン。
オーストラリア人らしき人を見ると・・・
「この人たちか・・・。このうちのどの3人だろう??」
なんて思いながら待ってると・・・
「come!!」
残りの3人の友達が呼ばれ・・・
なんと・・・
チェックイン・・・
無事、朝の飛行機でみんな帰れたのでした・・・トホホ・・・
最後の最後は・・・拍子抜け。
フィジーに来て、初めて本気でフィジーが嫌いになりそうな日々でした。
おわり
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