2013年3月28日木曜日

フィジー生活、終わりました moce Fiji...

3月6日
任地ランバサで現地報告会が行われました。
自分がしてきたこと。これからの課題・・・普段はかかわりの少ないオフィサーたちに報告しました。
 
 
朝になって、この日がわたしの活動の最終日であることを知ったオフィサーが・・・
簡易的なfarewell partyをしてくれました。勤務時間中に急いで買い出しに行き、1時間以内にすべてを準備する見え見えの簡易さに・・・そして何とかその場をしのいでしまうオフィサーたちに、思わず笑ってしまいました。ありがとう☆
 
 
 
 
 
 
 
ランバサ生活最後の一週間は、自分で料理することなく・・・毎日どこかの家にお世話になっていました。
ある学校のタイピストさんの家で食事をいただいたり・・・





急に呼び出されて・・・インベ(ゴザのようなマット)をプレゼントしてもらったり・・・






Vinaka Fanny!!
子どもを産んだばかりのお友達の家に行くと・・・masi(tapa)と呼ばれる大きな伝統の紙(写真左の後)をいただいたり・・・
 
お母さんは涙しながらkava(yaqona)を作ってくれたり・・・










Vinaka Lice!!
仕事終わりのお友達が食事に誘ってくれたり・・・








お世話になったレストラン?に挨拶に行くと・・・店長さんがFish and Chipsをおごってくれたり・・・











Vinaka my family!!
わたしのために歌を歌ってくれる家族がいたり・・・


しかも、家まで送ってくれた時、この小さな男の子が、わたしの手を離そうとしなくて・・・お別れの意味が分かっていなかった子が反射的に起こしたその行動に胸が詰まりました。

 
 
 
 
 
 
 
 
町のお店屋さんにもあいさつに行きました。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Thank you anty!! よくご飯を作ってくれました。
 
 
 
 
 
 
Thank you master!!
3月11日
空港まで送りに来てくれた夫婦。わたしのために、お弁当も包んできてくれて・・・飛行機が見えなくなるまで手を振り続けてくれました。本当にありがとう。









一人で飛行機に乗ると・・・涙が次から次に溢れて来て・・・

「わたし、本当にこの場所が好きだったんだなぁ・・・」って、改めて感じました。














その後は・・・首都スバでの生活。
最初にホームステイさせてもらった村を訪問。久々の再会でした。
 
 
 
 
 
 
 
 

JICAオフィスで最後の活動報告。
ランバサからスバに異動になった元同僚にも会うことができました。










かわいいカラバタ(おそろいのデザイン)のご夫婦。
くまさんみたいな大きな体の男の人は、活動先の以前の上司。今は昇進してスバで働いています。わたしがスバにいることを知って、最後に会いに来てくれました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一緒に帰国する小学校教諭メンバーと調整員。
本当にお世話になりました。尊敬できる先生たちです☆こんな先生たちが日本にはいるって分かって、それが何よりうれしい収穫でした。出会えてよかった。ありがとう。
 












フィジー生活、最後のホームステイは、大好きなインド人の家族。
裕福ではない家族だけれど、心が本当にあったかい。ランバサでは仕事が見つからず、首都に引っ越してきた家族。最後に会えて良かった。











JICA関係者の方たちが開いてくれた送別会
幹事は、同期の仲間4人。
いっしょに研修を受け、いっしょにフィジーに来て、いっぱいいっぱい話した仲間。

現職のわたしはみんなよりも3ヶ月早く帰国するため、同期に見送られることに・・・。




さみしくてさみしくて、涙が出そうだったから・・・みんなの顔はちゃんと見れなかった。


本当にありがとう。















3月20日(水)
大好きな仲間に見送られ、大好きな仲間と一緒に帰国しました。
ここでもやっぱり大泣きでした。同期がくれた手紙を飛行機の中で読み・・・また涙。ありがとう。







あっという間の1年9ヶ月。







大切な場所ができました。

大切な人がたくさんできました。









みんな、ホントに大好き。ありがとう!!

2013年3月4日月曜日

任地生活、あと一週間!!

I'll leave Labasa 11th March.
Finally, I received our PEMAC Idea Book for all 98 primary schools in Bua/Macuata.
Today, I sent it to all schools, you can recieve soon!!
 
 
 
 
 
あっと言う間に時間が過ぎ、わたしが任地にいられるのも、あと一週間となりました。
 
 
 
 
 
 
 
2月22日、PEMAC Idea Bookが印刷が完了し、本として手元に届きました。
涙が出るほど、うれしかった・・・。
みんなのおかげです。ありがとう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、手持ちで32冊ランバサに持ち帰り、残りは送ってもらうことに。
 
 
 
 
 
 
教育事務所にアイデアブックが届き、管轄校98+管轄以外の巡回校14=112冊がそろいました。
 
でも、宝の持ち腐れにしないためには、本当は、ここからが大切です。











お世話になった学校に挨拶回り+アイデアブックの紹介・贈呈に行きました。
最後だからということで、オフィサーにもついて行ってもらいました。わたしだけでなく、オフィサーもこのアイデアブックのことを宣伝してくれたことが、うれしかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
手渡しできたのは、35校。実際に学校に出向けたのは22校。
 
 
 
 
 







受け取った校長先生が、他の先生を集め、アイデアブックの紹介をしてくれました。









受け取った先生たちが、中身を見て喜んでくれている姿、本当にうれしい。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
あいさつだけのつもりで学校を訪れると・・・
 
プレゼントを用意してくれている学校や、全校生徒が集まってくれている学校がありました。
任地を離れるなんて信じられないでいたけれど、「お別れなんだ・・・」と思わされ、うるうるしてしまいました。

1つの学校には、たった数日間しか巡回に行けなかった。それでも、こんなふうにしてもらえて、幸せです。
 
 











手渡しできなかった残りの63校+管轄外の学校14校分。
直接説明できない分、オフィスからのレターをつけました。

・フィジーのカリキュラムに沿っているよ。
・CDにデータが入っているから、先生全員で共有できるよ。
・音楽CDもついているよ。
・ぜひ使ってね。

といった内容です。








ランバサの管轄分は、今日、郵便局に行ってすべて配達の処理を済ませてきました。
いっしょに行ってくれたメッセンジャーに感謝です。





管轄外(サブサブ事務所管轄)の学校の分は、ランバサのオフィサーに託さないといけないと思っていたけれど・・・偶然、サブサブのドライバーがオフィスを訪ねてくれたので、わたしたちの手で受け渡すことができました。





まずは一安心。








でも、ホントのホントは・・・これを先生たちが活用して初めて、「価値」が生まれる。

送っただけで満足してはいけない。




日本のみなさんの税金を使って活動させていただき、そしてこのPEMAC Idea Bookを作ることができました。

これだけの労力・時間・お金をかけて、フィジーの国の教育が発展することだけを願って作ったIdea Book。でも、使ってもらえなかったら、意味が無いのです。






ある学校の校長先生が、メールをくれました。

We very much aapreciated th Pemac Idea Book because it specifically detail programme & procedures that teachers shoud follow when teaching a lesson.
Also it contain more activities than in teachers guide and it is exciting too.We also found out that content of the Idea Book correspond to indicators in student Learners Record. Teachers @ St Augustine School had been instructed to re produce a copy each of th Pemac Idea Bk by next week and to implement teahing from the book immediately.
For Music they are burn a cd or copy it into their usb and then have it audio.
Thank you so much 4 assiting us.

うれしい内容です。





こんなふうにして広まっていくことで、初めて、PEMAC授業の普及が始まるのではないかと思っています。




いろんな意味でここからがスタート。





わたしの任期はもうすぐ終わってしまうけれど、できる範囲でフィジーの先生と連絡を取り合っていきたいと思っています。そして、わたしの代わりに手元に残る「PEMAC Idea Book」が活用されるよう、できることをしていきたいと思っています。





そして、まだまだ活動期間の残っている同職種隊員、これから来るかもしれない後任たちに、活動を引き継いでいってもらえるようにできたら・・・と願いを込めて・・・☆