2011年11月26日土曜日

雨の季節

フィジーは雨期に入り、雨がよく降ります。
時々心配になるほどの豪雨・時々気持ちの良い晴天・大抵が雨→晴れ→雨の繰り返し。
これからさらに大雨が続き、ハリケーンや洪水の被害が出ることもあるようなので、心の準備が必要です。


そういえば、もうすぐ12月ですね。日本はクリスマスのイルミネーションなんかが始まっているんでしょうか??

フィジーでは、最近スーパーでクリスマスソングが流れたり、キラキラした飾りが売っていたりします。・・・が、半袖短パンでクリスマスって(笑)。どんなクリスマスになるのか・・・いろんな意味で楽しみです★





さてさて、活動ですが・・・
これはclass2の子の作品。

leaf printsっていうトピックなので、葉っぱに絵の具を付けて紙にプリントして・・・それを切って貼り合わせて、この子は魚に仕上げました。



この子は・・・ネコ?ウサギかな?
こういう子どもたちのアイデアが生きるような活動、図工では特に大切にしたいな、と思っています。
この単元も2時間構成で取り組んでみました。





これはclass8の子の作品。
montage(モンタージュ)って言って、雑誌などの写真を切り取って組み合わせて新しい絵を作る単元。個人的にはとても好きな作品です(笑)。

その子の話によると・・・後ろにいるのはこの人の奥さんなんだって。奥さんはお酒をやめてほしいんだけど・・・って(笑)。そんなふうに自分の作品を説明できることもとても大切な力だと思っています。



この子の右上の一コマ・・・みんなで集まってサッカー観戦をしているんだって。TVを上下反対にして貼っているところが微笑ましい☆





class1の子といっしょに写真を撮りました★
かわいいでしょ??こっちの子はみんな目がくりっとしていて本当に愛くるしい。


こうやって見ると、わたし、白い!?なんて錯覚しそうですが・・・
ダメダメ!!現地の子と比べちゃ・・・(笑)





最近の私の趣味・・・
雑誌を使って封筒作り。時間があればこんなことばっかりしています・・・。こちらでは、なかなか雑誌が手に入らないので、毎月JICAから送られてくる情報誌を使っています。もちろん読み終えてから!この使い道は、またいつか説明しますね★でもでも、おしゃれでかわいいでしょ??






追記

少し前になりますが、ブータンの国王夫妻が訪日したというニュースを見ました。
ブータン国王の国会でのあいさつ、やさしくて力強くて立派だな、と思って心を打たれました。GNH(国民総幸福量)No.1の国、ブータン。素敵な国なんだろうな、と思います。力強さ・温かさ・謙虚さ・優しさ・・・そういうものを兼ね備えた人になりたいな、と強く思う今日この頃です。


ブータン国王の演説↓

2011年11月19日土曜日

活動記録

フィジーは、今が年度末です。学校は12月2日に終わります。


学校巡回の帰り道で出会いました。


ヤギもいます(笑)。
少し歩くと、こんなふうに動物に出会います。のどかです。







 
これはclass1の子の作品
よくストローでやる「ドリッピング」(吹き流し)です。
フィジーでは、「ドリッピング」となると、それしかやらないので、今回は[under the sea]というタイトルで海の中の様子を表現しました。一応ドリッピングの部分は珊瑚をイメージしています。


カラフルでとってもかわいい作品になりました☆






これはclass4
葉っぱを紙の下に置いてこすって・・・その形を利用してちょうちょを作りました。これも、フィジーの先生たちは「葉っぱの形をこすって終わり」になってしまいがちなので、こんな展開にしました。



この子は、葉っぱだけでなく、木の実を使って・・・。この子、他の科目は苦手なんだけど、図工ではすごい才能を見せるんだって担任の先生が言っていました。そういう目できちんと子どもの表れをとらえている先生がいるっていうこと、とってもうれしいです。




フィジーでは、なぜか分からないけれど、図工では、その時間内にすべてを終わらせるっていう形の授業が主流で、単元として考えることが無いようです。なので、class4の授業では、敢えて2時間構成にしてみました。1時間は材料を集めてこする→次の週に切って貼って完成。こういうふうに少しずつ提案していくことが大切なのかな、って思っています。









学校が終われば、着替えて・・・思いっきり遊ぶ!!





こんなにかわいい子どもたちのために、がんばらなきゃな★

2011年11月9日水曜日

Labasa Town

Labasaに着いたら・・・

こんなふうにLabasaの旗をつけている車がたくさん走っていました。乗用車はもちろん、タクシー・バス・さとうきびトラック・・・

どうやら、サッカーの大きな試合で、宿敵Ba(バ:地名です・・・)のチームに勝ったそうです!
フィジーと言えばラグビーですが、ここLabasaとBaはサッカーが盛んな町として有名です。

パワープレイのラグビーはフィジアンが得意とするスポーツ。
頭脳プレイのサッカーはインディアンが得意とするスポーツ。

ということで、インド系の人口が多いLabasaとBaでサッカーが盛んになったのでは?と推測しています。

この試合の勝利は大きかったようで、朝からパレードも行っていたみたいです。





それにしても、Labasa暑いです・・・。
車の運転ができないので、毎日かなりの距離を歩いているのですが・・・
家に帰ってくると汗びっしょり。

この日は、お米が無くなったので、家から2kmほど離れたスーパーで4kgのお米を買い、抱えながら歩いていました。途中で立ち止まっては水分を補給し・・・また歩く。

そんなことを繰り返していると・・・後ろから自転車が近づいてきました。
ポリスマンです。

「I'll bring your bag.」

なんて優しい言葉でしょう・・・★

お米の袋を持って鼻歌を歌いながら自転車をこぐ姿が愛らしかったです。
さすがFriendly North(Labasaはフィジーの北部にあって、親切な町として有名なので、こう呼ばれています)!!




土曜日の朝のマーケットは新鮮な野菜と魚で溢れています。


なす6本・トマト10個で1フィジードル(日本の約40円)。


あと・・・バナナが6本で1フィジードル(同じく40円程度)だったので・・・
ミキサーを使って、バナナジュースを作りました★
これ、私の最近のブームです。

もともとあんまり牛乳だけで飲むのは好きでは無いんだけど・・・カルシウムもビタミンも不足しがちなので、このジュースは最高!!今回もおいしくできました☆







最近知ったんだけど・・・

ランバサにも図書館がありました!!
実は、ランバサには本屋さんが無くて・・・子どもたちには本を読む習慣なんて無いんだろうなって思っていたんですが・・・。



こんなふうに、勉強している学生さんがたくさんいて、学校帰りの子どもたちもたくさん立ち寄るんです☆なんとなく、そういう光景を見て安心してしまいます。


わたしも、これからかなりの頻度で足を運ぶことになりそうです。








おまけ
この常夏の島、フィジーで紫陽花を見つけました。これ、紫陽花だよね??


常夏と言っても、そんなにずっと暑いわけでは無いし、雨も降るし・・・日本の6月を想像すれば、紫陽花が咲いてもおかしくはないような気候なのかもしれないです。

なんだか幸せな気分になりました。






2011年11月3日木曜日

I returned to the fold!!

I left Japan for Fiji (27/10/11). 



成田を13:55に出発。母親と姉と姉の友達が見送ってくれました。

今まで、せいせいと旅行をしたことの無い母が成田空港に来るのは初めてのこと。
今度、フィジーに来るための下見です(笑)。


みんな、ありがとう。

一人になると、なんだか少し寂しくなり、どっと疲れが出ました。
韓国経由。インチョンまでは2時間半しか無いのに、ほとんど記憶がありません。



インチョン国際空港。すっごく広くて・・・今度インチョンに来たら、絶対にマッサージを受けようと思っていたけれど、動くのが面倒になって断念。


代わりに、カプチーノを飲むことに。
ウォンで値段が書いてあるから、いくらか全然分からず、聞いてみたら「400円」だったので、「500円」出すと、こんなコインが返ってきました。
日本円のおつりは無いらしいけど、これで100円分のはず。
この中に不思議なコインが1つ・・・



なんでこれだけくっついているんだろ??5枚分??



気持ちを切り替えて・・・せっかく韓国にいるので、冷麺を食べることに。
まぁまぁでした。
ここからが長旅なので、あっさりした麺を食べることができて良かった★



飛行機に揺られること・・・何時間だろ?
韓国を20:00位に出て、フィジーに10:00位に着いたから・・・10時間かな?

なんていったって、私が日本に帰っている間にフィジーではサマータイムが始まってしまったので、なんだか時間の感覚がよく分からなくなってしまったのです・・・。ちなみに、日本との時差は4時間になりました。


フィジーの国際空港ナンディからバスに乗り・・・3時間超。JICAオフィスに到着。いろいろ手続きをしました。この日は同期の子が食事に誘ってくれたのでいっしょに夕飯を食べ、首都スバに宿泊。



次の日・・・ランバサに向かいました。

空港に行くと、「この飛行機は、大きくないけれどいいか?」と聞かれました。
「いいか?」と聞かれても、それしか帰る方法が無いから「うん。」て言うしかなく・・・

さらに、「14人乗りだよ。」と言われ・・・聞き間違いか?と思ったけど・・・
すぐさま「手荷物持ったままここに乗って。」と言われて、荷物といっしょに体重を量られました(苦笑)。



ネットか何かで、そういう飛行機があるらしいという情報は持っていたものの、まさかの初体験!
ランバサ行きの飛行機にもそんなものがあったとは・・・(笑)


人間と比較すると、こんなサイズです・・・。(ひどい恰好していてごめんなさい)
乗ろうとしている人を見ると分かるけど、搭乗するのにも体を屈めないといけないのです・・・。

中はこんな感じ。20席くらいあったけど、体の大きいフィジーの人たちは1席におさまりません・・・席に余裕があって良かった☆14席っていうのは、14人っていうことだったみたい。
通路は30センチくらいです。

高さも低いので、もう少しで天井に頭がついてしまいそうです。


もちろん飛行機は1時間遅れで出発・・・
戻ってきてすぐに、いかにもフィジーらしい体験のオンパレードでした(笑)。





ということで、私の町、ランバサ到着です。
また、活動がんばります!!





ランバサに着いたら、2通のハガキが届いていました。

1枚は南米パナマにいる同期から。
もう1枚は静岡の小学6年生の教え子から。

2人とも、ありがと★