2011年10月19日水曜日

御礼

10月14日(金) 通夜
10月15日(土) 葬儀     

ともに、無事、終えることができました。
心配してくださった皆様、本当にありがとうございました。




以下は、母からの御会葬御礼の文章です。



「一生懸命 頑張る姿を ありがとう」

夫の人生には、数々の試練がありました。三十八歳の若さで重い病を患い、以来 病気との縁が途切れぬまま今日まで至ります。
それでも夫は最後まであきらめず、努力をかさね、前を向いて、胸を張って歩んでまいりました。妻の私から見ても、尊敬せずにはいられない努力家。責任感が強く、家族を守るために土建業の仕事も限界まで続けてくれました。足を引きずりながら重い荷物を持って運ぶのは大変だったでしょうに、家に帰って おいしそうにビールを飲む表情は明るく、いつも私の方が支えられていたように思います。
休日には仲間と一緒に魚釣りへ行くのが楽しみ。自分の船を出して沖まで行き、釣った魚は生ではなくフライにするのが好きでした。農家生まれのため畑仕事も上手で、ビニールハウスを二棟使って 旬の野菜をたくさん作ってくれたものです。よくできたものはご近所の方へ、虫に喰われたチンゲンサイやホウレンソウは我が家の食卓へ・・・人を喜ばせるのが生き甲斐だった夫は、昔から本当に世話好きでおひとよしでした。家族を愛し、人に優しく、命の限り精一杯生きた背中は、私たちの誇り。心から「よく頑張ったね」と伝えたいです。
夫は平成二十三年十月十日、行年六十六歳にて永い眠りにつきました。生前お力添えを賜りました皆様へ、深く感謝申し上げます。





棺の中で眠っている父親は、本当に穏やかで優しい表情をしていました。

最後の入院の時には、食事も摂らない・自分では起き上がれない・歩けない・・・という今までに無いような状態だったそうです。しかし、その状態で退院し、母親が自宅で看病するようになると・・・少しずつ食事を摂るようになり、自分で歩くようになり、階段の上り下りもできるように。亡くなる前日には、大好きだった料理を食べ、お風呂に入り、爪を切り・・・。きっと、満足し、安心しながら眠りに就いたのだと思います。

翌朝の10月10日、朝は普通だったそうですが、少し様子がおかしいことに母親が気づき、救急車に連絡。それから30~40分後には心臓が止まってしまいました。

これだけ病院にお世話になっていた父が、自分で設計した大好きな家で、ともに頑張ってきた母に付き添われながら最期を迎えました。




色々な考え方があります。65歳。まだまだ若いかもしれません。
でも、私たち家族は誇らしい気持ちです。


それは、棺の中の父親の表情にすべてが表れていました。

「お父さん、いい顔しているでしょ。
 病院を退院してから3週間で、2キロも太ったんだよ。」

と話してくれる母は満足そうでした。




私が1歳半・弟が数カ月の時に発病し、それから27年間。
本当によくがんばったし、みんなで支えあってきた。
もう十分です。今まで生きてくれてありがとう。







これは、父親の体の一部となって支えてくれていたもの。
人工関節:4年前から父の足の代わりとなり、よく働いてくれました。
除細動器:2年前から、体の中で自動的にAED機能を果たしてくれました。







「フィジーに行っている間のできごとで、びっくりしたでしょ?不安だったでしょ?そばにいたかったでしょ?」と心配してくださる方もたくさんいますが、私は大丈夫です。父にとっては、母が一番。最期を母といっしょに迎えることができた父は、幸せです。








私は27日(木)、日本を離れ、フィジーに戻ります。
残りの期間、私の尊敬する両親に恥じない活動をしたいと思いますので、これからも応援よろしくお願い致します。

ご心配おかけして申し訳ありませんでした。本当にありがとうございました。

2011年10月10日月曜日

父親が星になった日

10月10日(月) 午前9時24分(フィジー時間 12時24分)

お父さんが亡くなった。


フィジーは前日から土砂ぶりの大雨。何かの予兆だったのかもしれないな。



この日は日本もフィジーも祝日で、リアルタイムで電話に出ることができたのも、何か運命みたいなものを感じる。



私は、ランバサに来てから一度もトランペットを吹いていなかったので、晴れ間が見えたら公園で思いっきり吹いて来ようと思って、昼ご飯を食べた後、支度をして外に出た。


私が家を出た時には晴れていたのに、だんだん雲行きが怪しくなって・・・ひどい雨になってしまった。


雨が止むのを待って、さて楽器を吹こうと思ったその時、電話が鳴った。
初めて、私のケータイに日本からの着信。

嫌な予感がした。






私は楽器のケースを開けることなく、家に帰った。帰り道はやっぱり雨で、傘で顔を隠しながら歩いた。





父親は私が幼い頃から病気で、私は、いつも父親の病状を気にしながら家事を手伝ってきた。

今までに入院した回数、私が覚えている限りで13回。

普通の人の13倍生きたんだと思うと、尊敬する。
手術はいつも命に関わるものばかりで、その度に覚悟してきた。

私が出国する直前にも入院。
私がフィジーに来てから退院し、また入院。
集中治療室に入り、手術。
それを乗り越えて退院し、また入院。

2週間前に退院し、家で療養を始めたばかりだった。


こちらに来てからもいつもお父さんのことが気がかりだった。
お母さんに任せて来てしまったことを申し訳なく思いながらも、帰国したら思いっきり親孝行しようと思っていた。自分の決断に迷いは無かった。そして、心の中のどこかで・・・覚悟していた。



ごめんね。お父さん。最後にいっしょにいてあげられなかった。
ごめんね。お母さん。こんなときに力になれなくて。

そして、今まで本当にありがとう。




お父さんが星になった日、フィジーの空に星は一つも見えないだろう。
実感の湧かない私の代わりに、空が大泣きしている。



14日(金)お通夜
15日(土)お葬式



間に合うように日本に一時帰国します。

2011年10月7日金曜日

Naigani Island

I visited Naigani Island in 2weeks holiday.

このタームが始まる前の2週間のお休みを利用して、2泊3日でナインガニという小さな小さな島に行ってきました。







小さなボートでNatovi jetty(ナトビジェッティ)という船の乗り場を出発です★






ボートが小さいので、けっこう揺れるけど、清水生まれで船好きな私にとっては快適空間。





とっても楽しい船の旅。20~30分でNaiganiに到着です。










フィジーに来て初めてこんなにキレイな海を見ました!!
すごーい!!フィジーっぽい(笑)★





カヌーに乗ったり・・・




海の中をのぞいてみたり・・・







朝日を眺めたり・・・







なんだか、南の島にいる!!っていう感じの時間を過ごすことができました★







ここの島、あまり知られていないんだけれど、なかなかお勧めです☆

オーストラリアやニュージーランドから来た中高年の夫婦が何組かいました。その人たちは1週間~2週間くらいここに滞在し、ゆっくりのんびりすべてのオプションツアーを堪能するみたいです。
お金と時間さえあれば、そういう過ごし方もいいなぁって思いました!!







*おまけ*

個人的には大好きなパターン。


何か変だなって思いませんか??
2キロで3.64$・・・ そして、4キロで7.95$


多い方の4キロを買っても全然お徳用じゃない(笑)。
少ない方の2キロをいくつも買った方がお得です!



フィジーでは、こういうことが頻繁にあります(笑)。
でも、こういうところが大好きー★


2011年10月1日土曜日

Flour clay (小麦粉粘土)

I took the lesson of clay in class1/class2!!


気が付けばもう10月。フィジーには四季が無いので、なんだか実感がありません・・・
こちらに来て3カ月が経ちました。



Fijiには、teacher's guideという物があって、それに沿って授業をすることになっています。

でも、その中身は・・・海外の教育をはめこんだ形になっているので、フィジーの実態とは合っていません。材料のそろえられないものがあったり、かなり難しい知識が入っていたり・・・なかなか一言では言い表すのは難しいのですが、現地の先生たちにとっては、とても扱いづらい内容が組み込まれています。

そのギャップを少しでも埋めるのが私の役目!!
国から出されているteacher's guideをアレンジした活動を紹介し、現地の先生方が取り組みやすいように工夫します。




例えば・・・teacher's guideのclass1/class2の図工では、plasticine(clay:粘土)の授業が入っています。


でも、粘土を持っている学校はほとんどありません。粘土のようなものは一応売っているけれど、高いし、量が少なくて、授業の中で扱うのには適していません。



そこで・・・粘土を作るところから始めました!!




この粘土の正体は・・・flour(小麦粉)です。


フィジーの人たちは、小麦粉で作ったロッティ(ナンの小さい版のようなもの)を毎日のように食べるので、どの家庭にも絶対に小麦粉が常備されています。そこで、各家庭から1カップずつ小麦粉を持ってきてもらって、こねてこねて・・・小麦粉粘土を作りました★



子どもたちは、一生懸命こねて・・・丸めて・・・のばして・・・切って・・・
粘土細工は初めてのようで、粉まみれになりながら楽しそうに活動していました。






途中から先生も参戦し・・・(笑)





めっちゃリアルな虫が完成!!

私の頭の中には無かった作品。やっぱり、人の想像力って面白い。
きっと、このクラスの子は、もっといろいろな物を組み合わせて発展的な作品を創れるようになるんだろうな。先生が参加してくれて、とても幸せな時間でした!!





他の学校でも何度か挑戦してみました。平面的な作品だけでなく、立体も作れるようになって、作品の幅が広がります。





こんな感じで授業しながら先生たちとアイディアを共有しています。

最初はちょっと面倒くさいけど、先生たちが「やってみよう」と思って自分で取り組めるようになればいいな。







flower arrangement  ラウンドのアレンジ
基本的な生け方は日本と同じ。色鮮やかなアレンジになりました★


ちなみに・・・「flour(小麦粉)を持ってきてね」という先生の指示に対して、「flower(生花)」を摘んで持ってきた子がいたみたいで、かわいかったです(笑)。







話は変わって・・・
フィジーには Fiji Gold/ Fiji Bitter/ Fiji Premiumという3種類の定番ビールがあります。


私がお酒好きで、晩酌を続けていると思っている人も多いようですが・・・実は、家でお酒を飲むことはほとんどありません。来客があった時くらいかな。
もちろん、フィジーに来てからもそうです。



が、しかし、とうとう一人でビールを飲み始めてしまいました・・・(笑)。
これはヤバイ!!


活動が終わって汗をかいて家に帰ってきて、すぐにシャワーを浴び・・・料理をしてビール片手に夕飯。片付けして次の日の準備をして疲れ切って寝る。なんて贅沢な生活なんだろう。

私のお気に入りは、もちろんFiji Bitter★がっつりした味がフィジーの気候に合っていて、かなりの頻度でお世話になりそうです(笑)。




富士山初冠雪のニュースを見ました。
だんだん日本は涼しくなってきたのでしょうか??
フィジーはここから少しずつ暑くなるそうです。私の皮膚も少しずつ色が変わり、現地の人に近づいてきました。帰る頃にどうなっているのか心配です・・・。