わたしの住んでいる町Labasaはフィジー第2の島[Vanua Levu島]の一番大きな町です。
と言っても・・・Vanua Levuには町は2つしか無いんですけどね(笑)
この地図の赤で囲んであるところがVanua Levu島。
離島といっても、みんなが思い浮かべるような小さな島では無く、本島のViti Levuとそんなに変わらないくらい大きな島です。
拡大するとこんな感じ。
わたしの配属先、「ランバサ教育事務所」が管轄しているのがオレンジのエリア。
Vanua Levu島の3分の2以上を管轄しています。
こんなに広いエリアを巡回指導しているわたし。
小学校98校、もちろんすべての学校を訪れることはできません・・・。
ピンク色の線が、道路!?
ちなみに、青色で重ねたところが舗装されている道・・・
ということで、この島のほとんどの道はガタガタ道なのです・・・
これ、一応、舗装されている道の一部・・・
ちょっと間違ったら、崖から転落です・・・。
先週、オフィスの車で島の先端、Nabowalu(ナンボワル)まで行ってきました。
朝5時出発でした・・・
そして、夕方帰ってきたら、オフィスの車が・・・こんな感じ。
道が悪いので・・・ローカルバスで行くと片道6時間はかかります。登り坂なんかは、バス降りて歩いた方が速いくらい(笑)。時々、馬に抜かされます・・・
ちょっと地図に戻って・・・
黄色い丸で囲まれたエリア。
実は、わたしの活動先の管轄地域では、この黄色いエリアしか電気が通っていません。
わたしの活動は、巡回型。一つの学校に配属されている訳では無いので、いろんな場所に巡回に行きます。
ピンクの線の通っていない(道の無い)場所にも学校はあるし、管轄エリアの半数以上は電気の無い場所。道の無い場所に行くには、途中からボートに乗り換えます。
フィジー = リゾート なんて思っていたら大間違い!!
わたし、けっこう、いろんな苦労をしながら活動しているんですよ(笑)。
先日、本島Viti Levuから船でLabasaまで帰って来ました。
(船は、飛行機の3分の1以下の金額で帰って来れるのです・・・)
本島のLautoka港から、この船に乗ったのが13:00。
出発は16:00だったけど、一人だったし、荷物もあったので、船の中で待機することに。
ちょっと前だったら、3時間も待つなんて考えられなかったけど、今では、我慢できる範囲に・・・。この船、ローカルの人に聞いても知られていないくらいマイナーな船。
基本的には、荷物を運ぶ船らしい。
でも、中は予想していたよりもキレイ!!
とは言っても、ダニが心配なので、常備している布を敷いて、出港まで読書★
はい。何が理由かは分からないけど・・・出港は17時。
この時、すでに船の中で過ごしている時間、4時間経過・・・
夜は、ローカルの人が持ってきたごはんをおすそわけしてもらい・・・
体の大きなフィジアンは基本、床で寝て・・・
唯一の旅行客のバックパッカーは、こんなふうに寝て・・・
わたしは布を巻いて椅子に横になり・・・
朝
フィジアンのおばちゃんが、髪をとかしていました!!
かわい過ぎ(笑)。
まぁ、そんなこんなで、ローカルの人との交流もあって楽しい船の移動ですが・・・
わたしたちが降りるはずの港が見えてきたのは・・・朝10時??
みんなが少し騒がしくなり・・・
まぁ・・・そこからが長い長い・・・
結局、港に着いたのは、13:30。
結果、わたしは24時間を船の中で過ごしたのでした。
フィジーに来て、長距離移動に強くなりました(笑)
2~3時間の移動なんて、何とも思いません。
舗装されている道なら、4時間でも5時間でも、苦ではありません。
船に乗ったら、20時間は覚悟しています。
というわけで、もう一度言いますが・・・
フィジー = リゾート じゃないんですよ!!(笑)
わたし、こんなところで活動しているんです。
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